やっとソーシャルスキルトレーニングへ?
4月から毎日のように通えてきた学校だけど、GW明けから少し低調になってきた。
学校に行けて教室に行けるようになってよかった・・・と糠喜びしていたけど
教室では「みんなの前で物の出し入れがしにくい」「ご飯を食べることができない」などの
強迫症が続いていた様子。
それをなんとか抑えて学校に行っていたけれど、
GW明けから、学校に着いても学校の入口のところで入れずうろうろとしてしまったり
校内に入れなかったと家に帰ってきたりするようになった。
「またいけなくなっちゃったな・・・」と悩んでいた時に
以前、中学校の時に通っていたフリースクールの先生から聞いた話を思い出した。
「できる」ということは、少しできるようになってまたできなくなり戻って、
そしてまたできるようになって戻っての繰り返しで、少しずつできる方に近づいていくこんな曲線なんだって。
その話が頭に浮かんで、
「そうか。今は少し戻っているときかもしれないな・・・」と思えるようになり焦りをやめた。
そんな中、子どもから学校での話を聞いてなるほどって思った。
子どもの話によると、学校では同級生と一言も話をしないんだそう。
先生やカウンセラーなど大人とは話をするみたい。
「さみしくないの?」って聞いたら、「もう慣れたしそのほうが楽だ」って。
同級生にどんな話をすればいいのか、話ができたところで話が続くのかとか
考えると余計疲れるから友だちはいらないって。
この話を聞いてちょっとショックに思ったけど
もう少し話をしてみると本音が見えてきた。
もともと友だちとわいわいやることは好きなので
話し方がわかれば話したい
そうそう!やっとここまできたの?
以前心療内科の先生にソーシャルスキルトレーニングのことを相談した時に
「今は強迫症があってその治療が最優先なので、ソーシャルスキルトレーニングまでいきません」といわれたことがあったので、
やっとここまできたんだって思った。
本人はソーシャルスキルトレーニングどころではなかったんだよね。
カウンセラーの先生に相談しながらソーシャルスキルトレーニングについて調べてみようかなと思える一コマでした。
思えば小学校の授業参観の時に、休み時間の子どもの様子を見るのがこわくてなんとなく避けて見ぬふりをしていたけど、
いつも一人ぼっちで時間と空間を持て余していた姿があった。
あの頃からずっと本人は「人との付き合い方」がわからず困っていたんだよね。
遅くなってごめんなさい。
ママまたひとがんばりするね。