進路と強迫症
昨年9月に、総合型選抜に挑んできた本人。
11月に大学から合格をいただいた🌸
受験直前まで予備校の先生に提出作品の制作と面談のご指導を受けていた。
とにかく完璧をこだわる特性上、制作やその他に時間がかかりすぎ、周りの子たちの5倍6倍の時間がかかる。
クオリティーに妥協は許すことのできない本人の特性と闘いながらぎりぎりまで頑張っていた。
思えば本人にとって、大学受験は初めての受験。
中学は2年生の途中から行きづらくなり、3年生はフリースクールにもほぼ行けない状況の中、進学できる高校が限られたため、受験のない高校に進学。
受験は自分を人に選んでもらう初めての経験。
特に一般選抜と違って総合型選抜は、相手に選んでもらえる魅力と実力がなければ合格は難しい。
本人の特性をよく知らない予備校の先生は、本人の処理速度や姿勢にちょくちょく檄を飛ばしていた。
本人は怖い怖いと言いながらも歯をくいしばり頑張っていた。
これまでの本人ならきっと逃げていたんだろうけど、本人逃げなかった。
予備校の先生が常々言っていたけど、大学は自分で自分のことを管理できなければ成り立たない。
高校までと違ってとても孤独な場だ。
だから厳しいけれどもこの受験というプロセスに独力で打ち勝たなければならない。
本人予備校の先生が怖い怖いと言いながらも、最終的には雑談までできるようになったと話してきたときにはとても驚いた。
受験は本人をとても成長させたと思う。
受験者数は例年の倍だったようで、対策してきたとはいえ不合格の可能性もおおいにあり、合格発表までどきどきしていた。
私のミスで受験には何の配慮申請もできなかった。
視力と特性の問題・・・健常の子よりもハンデが大きいため大丈夫だろうかと心底心配していた。
本人試験の時に面接官の先生に自分のハンデのことを自分の口で説明したらしくとても驚いた。
すごい!やればできるんだ!
私は今までハンデのある本人が困らないようにと先回りしていろんな配慮をしてきた結果、本人ができることまで奪ってきてしまったんだととても反省した。
代わりに本人の兄にはあまり手をかけてあげることができず申し訳なかったなと思ったけど、幼い頃から自立した子に成長した。
本当に考えさられ親としてもとても成長した。
危険なことでなければ失敗させて経験させる・・・これからでも間に合うだろうか。
いろんなことを経験させてあげたい。
合格発表の日、部屋で一人でPCに向かって合格発表を見た本人。
「きゃー合格した!」
と飛び上がって喜んで走ってきた。
大学は高校までと違って、最初のうちはとても孤独を感じる場所。
自分のハンデを周りに上手く伝えることができ馴染んでいけるだろうか。
合理的配慮申請の準備は進めているけど、本人の希望で入学後しばらくは申請をしないことにしたので、心配が一層強まる。
高校卒業を控え、また強迫症(場面緘動の症状発動)が出て、本人も大学で固まらないだろうかと心配している。
配慮申請をせずに大丈夫だろうか…目のことだけでも配慮申請したほうがいいのではないか、とても心配しているが、見守っていきたいと思う。


